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朝日新聞出版
グループ:Book
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価格:¥ 798
発売日:2008-10-07
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カスタマーレビュー ![]()
このままのマニア向けでいいのか
(2008-12-14)
第17集にもなると、最初の頃のエピソードが遠い昔になる。初期設定を忘れると解読が難しくなる上、最近は律の周囲の人々や尾白・尾黒の活躍が少なかったから、ちょっと考えた上で「ああ、そうだった」と思い出す場面が本書には多い。私は、このシリーズでは日常生活と怪異との接点を舞台とした作品が好きなので、この回帰は歓迎である。
しかし、今回も私にはかなりきつかった。大方の読者はたぶんこの作家の大ファンで、その作品を深く読み込むような人々だろうから問題はないのだろうが、毎度書くように人物の顔の判別がつきにくいため、そこに描かれているのが誰であるかさえ、よく考えないと(よく考えても)わからないことが多いのである。また、説明がほとんどなく、場面転換が唐突である。そのためしばしば、プロットが追えなくなる。また、心なしか以前に比べて絵が荒れたようにも感じる。プロットの水準も、初期の方が高かった。虚仮威しのない上品な怪異譚であることには敬意を表するものの、心から戦慄させられる場面が減っている。
とはいえ、この作品は基本設定が非常に優れているので、構成を初期並にわかりやすくすれば、今とは桁違いの読者を獲得できるはずだと思っている。マニアの熱狂的な支持で満足するのか、幅広い読者に訴えかけることを是とするのか。私は今少し、ふつうの読者に歩み寄ってくれてもいいように思う。
わかりやすくなってきた?
(2008-12-09)
待望の新刊です。
待ち疲れてました(笑
今回は司ちゃんの登場が多くて嬉しかったです。
前刊のときも思ったのですが、
最初の頃の複雑に絡まるだけ絡まって、
とにかくわかりにくいというのが、薄まってきましたね。
それはそれで読みやすいのですが、
でも、あのわかりにくさがちょっと懐かしいです。
いつもより、2度目に頭を整理して読まなくても分かり易かった
(2008-11-17)
毎巻一度読んだだけでは、物語の起承転結を楽しめるだけで、2度目に頭を整理して読まないと本当の面白さが理解できませんが、今巻は割と複雑な話が少なかった気がする。というのも新キャラ(?)の開さんが種明かしをしてくれたり、小黒・小白の行動パターンから話が分かり易くて読みやすかった。それでも伝奇小説のような面白さは、失われていないので当然次巻も購入します。
待ってました
(2008-11-11)
読み終わってみてこれまでとちょっと変わったような気がします。大きい違いは台詞の数と長さかな。台詞が少なくなったようですぐ読み終わってしまいました。それでもあの不思議な雰囲気は未だに生きてますね。もう一つは久しぶりに司ちゃんを登場させてくれました。彼女のファンなので嬉しいです。三郎さんがニワトリになってしまってこれが残念です。復活させて欲しいな。
甥VS伯父。
(2008-10-31)
年に一度の恒例、百鬼夜行抄も17巻。
ここのところ作品が咀嚼しづらくなっていましたが久々にすっと入り込める内容。
赤間は出てきませんが律と開のバトルが端々にみえて楽しい。
開が父親に似ているのではなく、律がお祖父さんに似ているとは目から鱗で納得。確かに。
しかしそしたら覚おじさんは誰に似たんだ…。
若かりしころの彼らにとって父であり祖父である飯島怜の危ない橋わたりもよみ応えがあり。
家守であり厄災でもある「狐使いの跡継ぎ」からはじまり従姉晶のお見合い騒動が同じ従姉の司までを巻き込む「見返りね桜」。
幻想小説家でもある怜(蝸牛)が編集者についたモノを祓うためにわたる危ない橋『付け馬』に律が所属するゼミ佐久間夫を巡る『黄金の山』幼い頃の律『鼠の糸巻き』の五本。

