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青土社
グループ:Book
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発売日:2007-09
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世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険 (角川ソフィア文庫)
カスタマーレビュー ![]()
数学と社会
(2007-12-30)
著者は、とても嗅覚が鋭い。本書では、今年のノーベル経済学賞を受賞したマイヤーソンの業績について、受賞前に既に解説しているのに驚かされる。個人的に一番興味深かったのは、実数についてのエッセイ。実数の連続性を信じることは、資本主義の安定性を信じることと同じであると書かれており、後で筆者は冗談ですと括弧書きしているが、決して冗談とは思えない重要な問題だと思った。非常に刺激的な書物だと思う。
数学の応用範囲の広さがわかる
(2007-11-20)
経済学で使われる数学なんて微分・積分しかないと思っていたが、この本に出てくる数学は、無限から実数の連続性、数理論理学、証明論など抽象的な数学が多く登場している。最初はすらすら読めるけど、途中から公理やら推論規則やらで、なかなかイメージしづらい概念が登場してくるので、さすがにじっくり読まないとわかった気になれない。だけど、数学の概念が経済のいろいろな分野に応用されているのがわかり、興味深い。
抽象的な数学が多く登場しているものの、別に抽象的なお話で終わってるだけではなく、為替変動や不況のメカニズムなど実際の経済の動きや、また政府の経済政策と絡めているのが特によい。
実生活における経済的な視野も広げてくれると思う。

